2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧
何だか凄いタイトルですが、中身はもっと過激でした。過去に受けたアンケートでサイコセラピーの流派を問うところに「現実療法」という項目があったりして、存在自体は知っていましたが、こういう内容だと言うことは知りませんでした。 グラッサー博士は精神…
フロイト風には考えないでください。僕も勉強させていただいている「心理学の本(仮称)」の「我が名はドゥールーズ」というエントリで取り上げていただきました。「にわとり」とはそこで戴いた名前です。 鶏口となるとも牛後となるなかれ、時にはぴよぴよとチ…
遼、西夏、金、元と並んだら、誰しも元がメインと思うでしょうが、さにあらず。元代にあてられたページは五分の一強にすぎません。ほとんどはキタイというか遼史に当てられています。タイトルの遼・西夏・金・元の遼も「キタイ」に変えたいと言ったのではな…
少年ナイフ、羅針盤、想い出波止場でも活躍していた人のようですね。残念なことです。 http://news.goo.ne.jp/news/nikkan/geino/20051109/p-et-tp0-051109
僕が読んだのは旧版でしたが、新版が出ているようですね。 「体内の蛇」原型、フェミニズム/反フェミニズム映画としての「エイリアン」シリーズという視点が面白かったです。映画の本は最初のしか見ていないのですが・・・新版 映画は死んだ―世界のすべての…
見てみたかったな。昔のG.I.S.M.のコンサートを連想しました。 http://chiruda.cocolog-nifty.com/atahualpa/2005/10/post_c459.html
Key Words アルフォンス・デーケン、サナトロジー、death education 「死」を子どもに教える宇都宮 直子 中央公論新社 2005-10売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools
【購入数】★ タイトルはどうかと思いますが、インターネットを利用した精神科医の狡獪な闇相談、違った・・・公開悩み相談です。なかなか勇気ある試みですね。 Key Words インターネット相談、鉄道運転手のストレス、DV、精神科医の倫理、向精神薬の官能的評…
【購入数】★ 就学前の子どもの教育の部分に関しては、うなずく部分が多いのですが、不登校の問題になると僕とは意見が合わない部分も結構ありました。子どもが理想化され、学校が脱価値化されるのですが、例えば義務教育を廃止したら教育がうまくいくかとい…
府中病院のER(救急外来)を訪れる精神科救急の患者さんに関する現役の精神科医のノンフィクションです。タイトルはテレビ番組を意識していますが、精神科専門のERがある訳ではありません。 僕のつとめていた病院も精神科救急はやっていましたが、やはり都市部…
【購入数】★★★ タイトル通りの内容ですが、著者はうつ病の体験の一方で弘前市長選立候補などエネルギッシュな顔も持っているようです。 なぜか昨日に続きイギリスの精神分析家で神田橋條治先生のスーパーヴァイザーだった John Padel の名前をこの本にも発見…
一世紀も生きるというのは凄いことですね。西丸四方先生よりもさらに高齢の著者は1906年生まれの精神科医です。若い頃には島田清次郎の「地上」を読み、東大の医学部にはいって石田昇の「新撰精神病学」を読んで、精神医学を志し、石田昇がアドルフ・マイア…
哲学者占い 占いは信じませんが、フロイトにあたって何となくうれしいですね。
自分は身体感覚は結構鈍い方で、大学院時代はフォーカシング研究会に所属していたのですが、フォーカサーになってもなかなか身体感覚が味わえませんでした。セラピーをやる上で、言葉には気を遣いますが、言葉ばかりで身体的な感覚がどこかにいってしまうと…
【購入数】★ 軽度発達障害など子どもの発達障害に関してこれだけ情報があふれていると、子どもを直接みることの重要さが見過ごされてしまいそうです。子どもの発達をずっと見続けてきた内田さんのまなざしは確かですね。昔は子どもがたくさんいたから、もっ…
【購入数】★ 何となくアメリカの本かと思っていましたが、読んでみるとイギリスの精神分析系の方も多く執筆されているので驚きました。「ビオン臨床入門」のNeville Symington も執筆しています。またフークスの集団分析やサイコドラマへの言及もあり思わぬ…
undergo a sea change 様相を一変する glitch ちょっとした故障 a diplomatic gesture 外交辞令 short list 選抜者リスト proponent - opponent dwindle to nothing doctor 改竄する rubblework れんがつみ congestion 鬱血
読んで面白いものじゃありませんが、こういうガイドラインの存在は重要でしょう。 p.51 「手を伸ばした outreach」→「アウトリーチ」または「出張型プログラム」 拘置所と刑務所における精神科医療サービス―米国精神医学会タスクフォースレポート大下 顕 新…
伝統的心理療法へのアンチテーゼとしてのコミュニティ心理学をうちだしたいい本だと思うのですが、訳が直訳調で読んでいると苦しくなります。 p.1 遡行的な介入→事後的な介入 順行的なアプローチ→予防的なアプローチ p.2 「精神障害の診断と統計の手引き」に…
【購入数】★★ 雑誌連載時に読んでしまっていたので、書き下ろしの「品川猿」のみ読みました。「品川猿」はカウンセリングを題材にしたお話でした。もっとも内容は現実離れしているといますが。よくマンガや小説のセラピスト、カウンセラー像が現実とかけ離れ…
思春期の女性クライアントを担当とした経験の浅い4人のセラピストの事例提示に菅先生がコメントする形の書籍。 こういう組み合わせではクライアントがセラピーを受けたいという思いより、セラピストがセラピーをしたいという気持ちが上回っている場合が多い…
【購入数】★★ DSMなどのラベリングとしての診断批判ですが、例えば高岡健さんの御著作などの社会的な視点に比べると、青木先生の人柄を反映してか穏やかな筆致が快いです。青木先生自信が描かれたふんわりしたイラストもマッチしております。僕のこころを病…