2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒースクリフは殺人犯か?/ジョン・サザーランド

同姓同名で間違えてしまいましたが、こちらは文芸批評のジョン・サザーランドです。でもなかみは面白そう。ヒースクリフは殺人犯か?―19世紀小説の34の謎ジョン サザーランド John Sutherland 川口 喬一 みすず書房 1998-04売り上げランキング : 381,033Amazo…

Fairbairn's Journey into the Interior / John D. Sutherland

これも面白そうですが未読。Fairbairn's Journey into the InteriorJohn D. Sutherland Free Assn Books 1999-01売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools

The Legacy of Fairbairn And Sutherland / Jill Savege Scharff & David E. Scharff

面白そうなのでこれも注文してしまいました。アフィリエイトのギフト券つかわせていただきました。ありがとうございます。>本を買っていただいた方The Legacy of Fairbairn And Sutherland: Psychotherapeutic ApplicationsJill Savege Scharff David E. Sc…

Fairbairn and the Origins of Object Relations / James S. Grotstein Donald B. Rinsley

オグデンの師匠のグロトシュタインと、マスターソンの共著者のリンズリーがフェアバーンを介して出会うっていうのが面白いですね。編著ですけどね。Fairbairn and the Origins of Object RelationsJames S. Grotstein Donald B. Rinsley Other Pr Llc 売り上…

人格の精神分析学/ロナルド・フェアベーン

論文に引用したので挙げておきました。対象関係理論の古典です。 スキゾイド・パーソナリティの研究をしていた人で、メラニー・クラインの妄想分裂ポジションの分裂=スキゾイドは、フェアベーンの考え方を取り入れて、クラインが命名し直したものです。もと…

街場のアメリカ論/内田樹

講義をもとにしてできた本のようですが、内容が濃いですね。自分の講義に比べて反省です。日本にとっての他者のまなざしとしてのアメリカ、スローフードとファシズムの関連、巨大ロボット説話群に託された無垢な少年のイメージと日米安保体制、オリジナルサ…

夢の読み方 夢の文法/川嵜克哲

学習院大学の川嵜先生の夢に関する一般向けの書籍です。「天才 柳沢教授の冒険」の夢解釈が面白いですね。マンガを読み返したくなりました。夢の読み方 夢の文法川嵜 克哲 講談社 2000-09売り上げランキング : 244,449Amazonで詳しく見るby G-Tools天才柳沢…

English-Old English, Old English-English Dictionary

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古英語の辞書。User-friendly Dictionary of Old EnglishBill Griffiths Heart of Albion Press 2002-10-09売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools

憑依と呪いのエスノグラフィー/梅屋潔・浦野茂・中西裕二 著

佐渡の狢・頓智坊(トンチボ)憑きを中心とした憑依体験の民俗学です。ぱらぱらと眺めたくらいですが、いや、21世紀でも前近代は脈々と息づいてるんだなと実感する一冊です。憑依と呪いのエスノグラフィー梅屋 潔 浦野 茂 中西 裕二 岩田書院 2001-10売り上げ…

 日本人間性心理学会理事会が實川理事に辞任勧告

11日に日本人間性心理学会理事会が開催され、先の大会で国家資格問題を検討する集会を企画しようとした實川理事に辞任勧告を決議。年内に實川理事が辞任しない場合は臨時総会を開催し、罷免を提案の方向。 11月16日付けのニュースレターNo.55は学会ウェブサ…

茶色の朝/フランク・パヴロフ ヴィンセント・ギャロ 高橋哲也

「臨床心理学という近代」の後書きを見て、読んでみました。 フランスの大統領選挙で極右政党の候補が決選投票でシラク大統領の対抗馬になったときに出版された反ファシズムの寓意の物語です。 映画「バッファロー’66」のヴィンセント・ギャロが絵を描いてて…

ホーナイ全集 第2巻 現代の神経症的人格

後はアマゾンで検索できませんでした。 心理学における事実と虚構 H・J・アイゼンク 誠心書房 現代人の病理 1,2,4巻 誠心書房

心中考/大原健士郎

これも950円中の一冊。心中考―愛と死の病理大原 健士郎 太陽出版 1987-10売り上げランキング : 505,580Amazonで詳しく見るby G-Tools

子どもが登場するとき/フランソワーズ・ドルト

帰りに古本屋に寄って950円ほど買い物をしました。何だかお得な買い物でしたが、見てはいけない本を見てしまいました・・・明日あたり買ってしまいそうで怖いです。 これは950円のうち一冊。 昔、虎の門病院に勤めていたときにドルトの読書会をやりましたね…

17歳バトン

web

かりぶ氏より「17歳バトン」が回ってきました。もうとおーい昔ですね。1 17歳の時は何をしてた? 高校3年生になって文芸部と弁論部に入部しました。小説を書いたりしていました。加藤尚武先生(お、ちゃんとキーワード化されている)の奥様が塾長の塾に通って…

初雪・・

ってほどではないですが、先ほどお昼に外に出たら、雪がちらついていました。寒いです。

ネジ式ザゼツキー/島田荘司

横書き右開きと縦書き混在でやや読みにくいですが、あいかわらず島田氏の奇想がさえています。しかし、巻末エッセイは別作品のネタバレですね。先にあっちをよんどいてよかった・・・ネジ式ザゼツキー島田 荘司 講談社 2003-10売り上げランキング : 32,540Am…

『象は鼻が長い』入門/庵功雄

三上章入門ですが、論文調で日本語学初学者には敷居が高いなあ。『象は鼻が長い』入門―日本語学の父三上章庵 功雄 くろしお出版 2003-05売り上げランキング : 145,780Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 象は鼻が長い―日本文法入門 まちがいだらけの日本…

Introduction to Old English / Peter S. Baker

古英語の文法書。画期的なことにウェブサイトにほぼ全部の内容が掲載されています。しばらくこれで勉強してみます。that とか this の発音記号の変なマークが文字として使われていて何か楽しいですね。双数(ふたつは複数と別扱い)も一部あるようです。まだ全…

ブラジル、クロアチア、オーストラリアか・・・・

たまたま早起きしたらワールドカップの抽選会をやってました。

河合隼雄著作集第Ⅱ期3 ユング心理学と超越性

p.62 こざわへいさく → こさわへいさく Key Words 阿闍世コンプレックス 河合隼雄著作集 (第2期3)河合 隼雄 岩波書店 2002-07売り上げランキング : 375,787Amazonで詳しく見るby G-Tools

魂の叫び/ジッタ・セレニー

【購入数】★ 「メリー・ベル事件」の出版から20年、同じ著者による続編がでるなんて思っても見ませんでした。児童虐待の被害者としてのメアリー・ベル、12年の公金の後、名前を変えて出獄、子どもの母親になるまで。この本を書くためにメアリー・ベルに金銭…

マリー・ベル事件/ジッタ・セレニー

イギリスで起きた11歳の少女による児童殺害事件のノンフィクション。高校生くらいの時に読んで、何とも言えないショックを受けた覚えがあります。 インダストリアル・ノイズ系のモンテ・カザザというミュージシャンが1980年に、メアリー・ベルの歌のシングル…

人間の暗闇/ギッタ・セレニー

新聞広告で見ました。子どもによる子どもの殺人のノンフィクション「マリー・ベル事件」「魂の叫び」の著者ですね。以前はジッタ・セレニー Gitta Sereny と表記されていましたが、ハンガリー系でウィーンで育った方らしいので「ギッタ」のほうが良いでしょ…

アトムの命題/大塚英志

不死のディズニー的身体から、死すべき身体を選んだところから「まんが」の歴史が始まる。そして成長しない身体を与えられたアトムのジレンマ。アトムの誕生日に書き上げられた戦後まんがを巡る評論。アトムの命題―手塚治虫と戦後まんがの主題大塚 英志 徳間…

 受容と共感

psy

takashi さんのところや、しゅうさんのところで「受容・共感」が話題になっているので、takashi さんの取り上げた下山晴彦先生の雑誌「臨床心理学」の連載「アセスメントのすすめ方」を読んでみました。先月号ではパニック障害の事例を通じて、アセスメント…

ブリーフサイコセラピーの発展/日本ブリーフサイコセラピー学会

1995年に行われた第1回環太平洋ブリーフサイコセラピー会議の記録です。ブリーフと銘打ってあるものの、北山修先生の共視論あり、東豊先生のライブ漫談あり、EMDRあり、動作法ありとバラエティに富んだ内容です。 いろんな方が訳しているので、訳語は不統一…

狂気と犯罪/芹沢一也

【購入数】★ 作者インタビュー http://media.excite.co.jp/book/daily/friday/001/ 狂気と犯罪―なぜ日本は世界一の精神病国家になったのか芹沢一也 講談社 2005-01売り上げランキング : 28,088Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 “法”から解放される権力―…