2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

11月16日のつぶやき

08:19 無料なので入れてみた reading:好きな曲をアラートにできる、睡眠履歴記録iPhoneアプリ『スマートスリープ』(11/24迄無料) http://bit.ly/X6vA9 Powered by twtr2src

枠を守ること 「子育てプリンシプル/奥田健次」

育児は行動療法みたいなものという点は同意です。ぶれないというのがそんなにいいかというのはよくわかりません。ルールを守れずゲームを親にたたき壊されている子どもは結構いると思うけど、みんながみんな感謝してるわけではないと思います。自分がぶれぶ…

疑いと悟り

深く疑わねばならない。何度も何度も、聞いている主体とはいったい何なのかを自らに問うのである。 澤水禅師 via ブッダのサイコセラピー/マーク・エプスタイン

11月15日のつぶやき

23:07 【医療と心理臨床 (日本の心理臨床2)】 HIV感染者への告知や心理?.. http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3807160 22:28 【心理学で何がわかるか (ちくま新書)】あいかわらず村上先生の自... http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3806529 20:37 【黄金…

行動療法家とフロイトの奇妙な一致

「あの人は自分の子どもも育てたことがないくせに、何がわかるの?偉そうに」(中略) 外科医に対して「自分の娘の手術を一度でもしたら、もっとすばらしい手術ができるでしょうね」などといいますか? via 子育てプリンシプル/奥田健二 p.3 フロイトは精神分…

「欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差/堀あき子」

「性的表現を含む女性向けコミック」に関する考察。レディコミ、やおい、TL(=ティーンズ・ラブ)と三ジャンルを男性向け成年コミックと対比しつつ分析。「レディースコミック」と「レディコミ」って微妙にニュアンスが違うんですね。TLっていうのはほとんど…

11月14日のつぶやき

21:57 【びっくり妊娠 なんとか出産】ツレさんと貂々さんもベイビーが・・・ http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3789819 19:10 "窮理の窮ちゃん"との一致はありません。 18:28 フッサールの減少額 18:25 科学たん 擬人化したら キャラはパラノイア 17:16 …

松木邦裕先生の服装/藤山直樹先生の開業

基本的に、精神分析は個人でやるものなのです。個人が個人とやるものであって、それ以上でも以下でもないのです。日本人はすぐ所属したがります。どこかに所属したい人が多いんです。 via 集中講義・精神分析(上) 気になっていることは繰り返し書いてしまう…

強烈な衝撃から回復するための貴重な道標「回復への道のり 親ガイド―性問題行動のある子どもをもつ親のために/T.J.カーン」

性的問題行動(他児・きょうだいへの強制猥褻など)を行った子どもをもつ親へのガイダンス本。本人向けの「ロードマップ」「パスウェイズ」と三冊セットになってます。 子どもが性犯罪を行ったときの家族が受ける衝撃の大きさは、家族、加害者、きょうだいの手…

聖人伝説の中の奇妙な東西交流 「黄金伝説と仏陀伝―聖伝に隠された東西交流/原田実」

中世に書かれた聖人伝説の書『黄金伝説』と仏陀伝との奇妙な類似。原田氏が古田武彦とまだ蜜月時代の書。偽書『東日流外三郡誌』への言及もあり。黄金伝説と仏陀伝―聖伝に隠された東西交流人文書院 1992-11売り上げランキング : 479221Amazonで詳しく見るby …

毒舌のナラティヴ 「心理学で何がわかるか/村上宣寛」

あいかわらず村上先生の自分語りは面白い。心理学的なデータより面白くなってしまうのが欠点ですね。 先生のブログに富山県臨床心理士会から先生のウェブサイトにクレームがついて、何かと思ったら「スクールカウンセラーの平均年収が100万円程度」と書いた…

精神分析の凋落とギル最後の書 「精神分析の変遷―私の見解/マートン・ギル」

『転移分析』の著者で精神分析家のマートン・ギルの最後の書。ちょうど亡くなった年に出版されています。すでにマネッジド・ケアの導入やらで精神分析は凋落しつつあり、社会構成主義などを引きつつ、精神分析のスピリットさえ失わなければもっと柔軟にやっ…

11月13日のつぶやき

23:30 【精神科臨床における心理アセスメント入門】心理アセスメント関... http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3777164 22:06 エクスナーが朝6時に面接しろ、っていったのっていい話と思えない。 20:59 害虫ってただ人間にとって「さわり」になるだけでしょ…

ケースワークの現場

ケースワークには、たしかにヒューマニズムの香りがある。しかしどこかに強者による弱者への施し、あるいは世にはびこるものがおのれの良心を宥めるための慈善事業めいた臭みがある。 via 「カウンセリング実践史/氏原寛」 p.84 ほんとのケースワークの現場…

解離と物語の死 「「豹変する心」の現象学―精神科臨床の現場から/大饗広之」

現代社会においては、虐待、いじめ、対人的なひきこもりの増加など、攻撃性を内向させる機会に満ちている。攻撃衝動の内向と並行して、世の中は軽微な解離に満たされるようになったのであり、物語の切断面をいたるところに生じさせている。その裂け目にそっ…

臨床心理行為ってよくわからん 「カウンセリング実践史/氏原寛」

氏原先生も今年で御年80歳。長いカウンセリング歴を振り返りつつ、心理職のあり方、行く末について書かれている。 「心理臨床学」って概念が倒錯的だということは何度も書いてきた。氏原先生とそこは同意見です。 でも「臨床心理行為」ってどうだろうか。医…

アウトリーチは行動化「医療と心理臨床 HIV感染症へのアプローチ/矢永由里子」

HIV感染者への告知や心理援助、病による死別のグリーフワーク、ホスピス的関わり。著者はアメリカでカウンセリングの教育を受け、現地で自宅訪問など面接室を出る形での援助活動を行った体験もある。同様の試みを日本でも行ったところ、先輩から「行動化」だ…

安克昌先生のことば

安と言います。安は不安の安です。世界の人間のうちの半分の人間は僕のことを嫌いです。残りの半分は僕が嫌いです。 via 治療の声 9(1),2009,p10 人間を打ち砕くのは希望だ。 精神療法は深遠なる解釈と強力な限界設定だ。

11月12日のつぶやき

09:10 オンリーワンズのライブをやってたロックバーのマスターが Up-Tight のメンバーだと聞いてすごく納得した。 http://bit.ly/2ZYbJW 07:56 【サイコパス-冷淡な脳-】 サイコパスという名称は差別的なニュ?. http://book.akahoshitakuya.com/cmt/3755394 …

民族的対立の和解へのナラティヴ 「ナラティヴ・アプローチ/野口裕二 編著」

目次はじめに 野口裕二 序 章 ナラティヴ・アプローチの展開 野口裕二 第一章 エスノグラフィーとナラティヴ 小田博志 第二章 オルタナティヴとしてのリフレクティング・プロセス ナラティヴ・アプローチへのシステム論的処方箋 矢原隆行 第三章 医療におけ…

臨床心理職の先駆者タカラトミー

精神科における臨床心理職の先駆者高良とみ(旧姓 和田とみ(1896-1993))は、1923(大正12)年に九州大学医学部精神科助手に着任している(大泉 2003)が、彼女が精神科臨床を行っていた時代に、心理アセスメントは日本でどう概念化されていたのだろうか。 via 精…

therapy と treatment/自分の都合で語義を変えて訳してはいけない

同様に翻訳が課題になっている用語には、intervention(介入)やtreatment(処遇もしくは治療)といった大切な用語が多い。前者の「介入」は、一般の人々からすると、勝手に侵入されるような危惧をおぼえてしまい、抵抗感が強い訳語であろう。応用として、crisis…

アセスメントを巡る昏い想い 「精神科臨床における心理アセスメント入門/津川律子」

心理アセスメント関連のことを読んでいると昏い気持ちになる。津川さんが知能検査がいかに患者さんの役に立つか書いているのを読んでもどうもついていけない。分裂前の日本臨床心理学会が心理テストを問うたりするのとは一緒にされたくはないと思いつつ、基…

11月11日のつぶやき

21:44 タグまでうってくれなくてもいいのに。 21:37 ブラジルのはっぴいえんどっておかしいな。 #@購読, Rock reading:前説「ブラジルのはっぴいえんど」 オス・ムタンチスとは何だったのか http://bit.ly/22tD5F 00:00 昔Godz買ったときも5000円くらいだっ…

動物の精神障害 「脳と精神疾患/加藤忠史」

脳内神経伝達物質の話とかは不勉強でよくわからないのですが、最後の章の脳内伝達物質を操作してラットに不安障害や双極性障害を引き起こし、向精神薬で治療するという試みは興味深かったです。脳と精神疾患 (脳科学ライブラリー)朝倉書店 2009-01売り上げラ…

11月10日のつぶやき

23:51 @daiscape 風呂入ったにも関わらず臭いんだからよっぽど・・・ [in reply to daiscape] 23:27 髪の毛たばこ臭い。 23:13 結構知らない曲やってた。アルバム出したらいいのに。 23:12 Lovers of Today をやってくれなかったのが残念。 23:06 後半はリク…

エヴィデンスの行く先 「サイコパス-冷淡な脳-/ジェームズ・ブレア 他」

サイコパスという名称は差別的なニュアンスがあって、「パスの人」なんて表現もあるくらい。精神医学的にはサイコパスは避けて「反社会性人格障害」などと言い換えるのが普通。しかし著者の主張は反社会性人格障害とサイコパスは違うというもの。前者が犯罪…

結局TVまだみてないや 「NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる/NHK取材班」

これ読んだらほんとに抗うつ薬飲むのが怖くなっちゃうね。実際に過剰投与するクリニックはあるからあんまり改善が見られないならセカンドオピニオンや転院は考えていいかも。 一方で薬飲んだらもうちょっと楽になるのにと思う人でも、家族が薬は毒だから絶対…

11月09日のつぶやき

23:00 予約した。 津川 律子 (単行本 - Jun 19, 2009) の '精神科臨床における心理アセスメント入門' を Amazon でチェック! http://bit.ly/4Fdizg 22:58 予約した。 名島 潤慈 (単行本 - Aug 2009) の '夢と浄土教―善導・智光・空也・源信・法然・親鸞・一…

スピリチュアルは三分の一くらい 「スピリチュアル心理学入門」

表紙にはディーバナーガリ文字やら、アビル文字かなんかの神代文字が書いてあってヤバイ雰囲気ですけど、中味は結構まじめな本でした。三分の二くらいは伝統的な臨床心理学・精神医学の入門本みたいな感じで、最後の三分の一がスピリチュアル関係。江原啓之…