2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「封印作品の謎2/安藤健二」

当時、新刊で読むことのできなかった「キャンディキャンディ」、「ジャングル黒ベエ」、「オバケのQ太郎」、「サンダーマスク」(TV版)の四作品を取り上げ、その経緯を探ったドキュメンタリ。藤子不二雄の二作品については現在、藤子・F・不二雄の全集で…

10月10日のつぶやき

17:40 [MM登録] かかわり合いの心理臨床ー体験すること・言葉にすることの精神分析 http://t.co/IEzrACgy 17:36 [MM登録] 乳幼児精神医学入門 http://t.co/0XZSfLn8 17:35 [MM登録] グループ臨床家を育てる: ファシリテーションを学ぶシステム・活かすプロセ…

「荒川アンダーザブリッジ 1/中村光」

娘本。テレビでやってたアレですか。荒川アンダー ザ ブリッジ 1 (ヤングガンガンコミックス)中村 光 by G-Tools

10月08日のつぶやき

22:57 Now I find "すみず書房" please search it. メナール 著,安井源治 訳 すみず書房 1971. 22:54 Now I find "すずみ書房" 《中國文明與官僚體制》(すずみ書房,1972年),頁72)。 http://t.co/o4lo2jpA 22:52 Now I find "みずす書房" 出版社: みずす…

「三つのオレンジ―ミルクのように白く血のように赤い娘/剣持弘子 小西英子」

白いチーズに落ちた自分の血を見て、ミルクのように白く血のように赤い娘と結婚してしまいたくなってしまう王子様はちょっと変態。オレンジ割れなかったら奥さんが三人になっちゃったと思うんだけど、それでいいのかしら。三つのオレンジ―ミルクのように白く…

「たてつく二人/三谷幸喜 清水ミチコ」

ラジオ番組の活字化。夫婦仲ネタなんかもありますが、離婚の時のオンエアはどんなのだったのでしょうね。たてつく二人三谷 幸喜 清水 ミチコ 幻冬舎 2011-02売り上げランキング : 183676Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 三谷幸喜のありふれた生活9 さ…

「ユングの世界―こころの分析とその生涯/E.A.ベンネット」

ユング賛美本。エドワード・グラバーの次の文章は興味深いね。 「正統フロイト派はクライン理論を神秘的逸脱としてすでに難詰した」 ようするにクライン理論が出てきたときに、正統フロイト派の分析家はこれをユング的逸脱だと思ったのだね。ロマン主義的な…

10月06日のつぶやき

16:49 [MM登録] 職場のうつ 2011-2012―復職のための実践ガイド 本人・家族・会社の成功体験 (AERA Mook AERA LIFE) http://t.co/o9SRa27h Powered by twtr2src

「封印作品の闇―キャンディ・キャンディからオバQまで/坂茂樹」

ほんとうにくだらない理由で生じた検閲されたマンガの数々。「ちはやふる」の作者の人のトレス疑惑とか、いろいろあったんですね。封印漫画大全坂 茂樹 三才ブックス 2009-10-09売り上げランキング : 278418Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 封印作品の…

「エミリー/マイケル ビダード バーバラ クーニー」

ぴゅん氏本。やっぱり「ずっとお城で暮らしている」を連想しちゃいますね。エミリー・ディキンソンにちょっと興味が湧きました。エミリーマイケル ビダード バーバラ クーニー by G-Tools

「ぼくのうちに波がきた/オクタビオ・パス キャサリン・コーワン マーク・ブエナー」

ぴゅん氏本。オクタビオ・パスの大人向けの話をキャサリン・コーワンが改変。原作も読んでみたい。波男のはなしというところでエミリー・ディキンソンにつながる。ぼくのうちに波がきた (大型絵本)オクタビオ・パス キャサリン・コーワン マーク・ブエナー by…

「一文物語集/飯田茂実」

読んだのは水声社の「一行物語集 世界は蜜でみたされる」でしたが、こちらの方が入手しやすそうなので。確かに、複数行にわたっているので、一行というよりは一文の物語ですね。 若くして死んだ編集者の二階堂奥歯がウェブ日記「八本脚の蝶」で取り上げ、そ…

10月04日のつぶやき

23:45 [MM読了] そして、僕はOEDを読んだ http://t.co/nqLUWWXw OED,Oxford English Dictionary を初めて見たのは高3の夏だった。東京に模試を受けに行った際、友人のお兄さんのマンションに友人と一緒に泊めてもらったんだけど、そ… 23:42 [MM読了] そらみ…

「くろずみ小太郎旅日記〈その2〉盗賊あぶのぶんべえ退治の巻/飯野和好」

ぴゅん氏本。シュールな展開です。くろずみ小太郎旅日記〈その2〉盗賊あぶのぶんべえ退治の巻飯野 和好 by G-Tools

「図解雑学 ユング心理学/福島哲夫」

著者自身の事例も掲載されている。ユング心理学 (図解雑学)福島 哲夫 by G-Tools

「ユング/林道義」

古典的なユング入門書。 ユング (1980年) (Century books―人と思想〈59〉)林 道義 by G-Tools

「手にとるようにユング心理学がわかる本/長尾剛」

読みやすくはありますが、コンプレックスのことがアドラーの劣等コンプレックスの意味で使われていたりと中味はちょっと心配な感じ。 ユングの元患者、愛人のトニー・ヴォルフがユングの家に同居していたって書いてあったけれど、ソースはどこかな。手にとる…

「図説ユング 自己実現と救いの心理学/林道義」

カラー図版が多くておもしろいですね。ただ、ユングに甘いのは以下同文。 当時のスイスの社会では、医師が患者と深い仲になることは道徳的にとうてい許されないという考えが支配的だった。(p.58) シュピールラインとの性的関係のことを言ってるわけですが、…

「ずっとお城で暮らしている/シャーリイ・ジャクスン」

ぴゅん氏本。モダンホラーの息詰まるような傑作。学研版で読んだけれど、解説を稲生平太郎が書いてた。カバーは文庫版の方がイメージに合ってる。ずっとお城で暮らしてる (創元推理文庫)シャーリィ ジャクスン Shirley Jackson 東京創元社 2007-08売り上げラ…

「やさしくわかるユング心理学―あなたの深層心理を読み解く一歩/山根はるみ」

著者の個人的なユング心理学との出会いが三分の一、理論が三分の一、物語解釈が三分の一という感じ。 ユングにあまいのはまあ仕方ありませんね。やさしくわかるユング心理学―あなたの深層心理を読み解く一歩山根 はるみ 日本実業出版社 1999-10売り上げラン…

「もしかして私、大人の発達障害かもしれない!?/田中康雄」

北海道大学の田中康雄先生による成人の発達障害に関する一般書籍。もしかして私、大人の発達障害かもしれない!?田中康雄 すばる舎 2011-02-22売り上げランキング : 10847Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 ちゃんと知りたい大人の発達障害がわかる本 (洋…

「カント/岩崎武雄」

装丁はモダン、しかし中味は1958年のもの。ラカンの "l'imaginaire" とか「界」って言葉ないのに何で「想像界」って訳すの、「想像」も「界」もダメ、とか思ってたけど、ようはカントの叡智界・物質界とかの「界」なんだね。カント岩崎 武雄 勁草書房 1996-1…

「とっておき名短篇/北村薫 宮部みゆき」

北村薫が二階堂奥歯さんのウェブ日記「八本脚の蝶」経由で知ったという「一文物語集/飯田茂実」が採られていたので読んでみました。しかし「八本足の蝶」と誤植されているのが残念。とっておき名短篇 (ちくま文庫)北村 薫 筑摩書房 2011-01-08売り上げラン…

「神様2011/川上弘美」

短編小説「神様」を3.11以降バージョンに改作。自分の意図と関係ないところで世界が変容し、ダメになってしまう感覚を表現したかったのでしょうか。あきらかに作品的には劣化していると思います。神様 2011川上 弘美 講談社 2011-09-21売り上げランキング : …

「中国嫁日記 一/井上純一」

中国人の嫁をもらった同人マンガ家の毎日を描くエッセイコミック。だいたいネットで見てましたが、お見合いのくだりを読みました。おしあわせそうで良かったですね。中国嫁日記 一井上 純一 エンターブレイン 2011-08-12売り上げランキング : Amazonで詳しく…

「僕はアスペルガー症候群 (健康ライブラリー コミック版)/そろ 長谷川知子」

アスペルガー症候群のひとりの青年の問題行動から診断までを描く心理教育まんが。主人公は知的には問題がなく、こだわりが強く、周囲の人間の気持ちを想像することが苦手で、相手を批判しすぎたり、感情を爆発させて問題を起こしてしまうタイプ。主人公がち…

 「絵画における真理/ジャック・デリダ」

Power Games 引用本。ラカンがフロイトを引用するするときもそうだけど、フランス人がドイツ語で書かれた思想を紹介するときって、絶対別のものになっていると思う。この本のデリダによるカント理解も多分同じという気がする。絵画における真理〈上〉 (叢書…

「「妹」の運命―萌える近代文学者たち/大塚英志」

明治時代って近いようでいていろいろな資料は手に入りにくくて全容のつかみにくい不思議な時代ですね。 明治時代の村上春樹、水野葉舟が架空の妹にあてて書いた妹萌え書簡とか、田山花袋の「蒲団」のモデルの女性が書いた「不思議の国のアリス」の翻案小説(…

「坊主DAYS2 お寺とみんなの毎日/杜康 潤」

臨済宗のお寺の日常生活を描いたエッセイコミックの続編です。坊主DAYS2 お寺とみんなの毎日 (ウィングス・コミックス・デラックス)杜康 潤 新書館 2011-05-25売り上げランキング : Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 坊主DAYS (ウィングス・コミックス…