集団精神療法の歴史


1905

Pratt, Joseph Hersey (1872-1956) in Boston

 内科医。結核患者に対する教育的集団療法

 15〜20人。週1セッション。

 対象を精神的な問題に広げる。


1920s

Burrow, Trigant in New York

 グループ自由連想


1921

Lazel,E.W. in U.S.

 精神分裂病患者対象の集団精神療法


1925

Moreno, J.L. in Vienna

 サイコドラマ。ソシオメトリー。


1920s

Wender, Louis in New York

 人格障害対象 精神分析的アプローチ

 6〜8人 1時間1セッションで週2、3回.

 同性のメンバー.グループ=家族. combined therapy


1931

Schilder, Paul in New York

 精神分析家。身体像の研究で有名。精神分析集団療法


1939

Lewin, Kurt

 ドイツ生まれの社会心理学者。後にアメリカに移住。

 物理学より場の理論を取り入れ「グループ・ダイナミクス」と言う用語を作る。

 Tグループに影響を与える。


1943

Slavson,S.R. in New York

 「集団療法入門」 活動集団療法 activity group psychotherapy


1944

Foulkes,S.H in Britain

 「集団分析」 


1948

Bion,W.R. in London

 タヴィストック・クリニックでトレーニング・グループを行う。


1952

Ezriel, Henry in Britain

 共通集団緊張 common group tension


1956

Bateson et al.

 「精神分裂病の理論に向けて」


1957

Jackson, D.

 「家族ホメオスタシスの問題」


1959

Bion,W.R. in London

 「グループにおける体験」 基本憶測集団


1960s

 メニンガー財団主催のグループ・ダイナミクスセミナー開始


1963

Redl

 「役割吸引」 Role Suction


1967

Rogers, Carl

 「エンカウンター・グループ」 Encounter Group


1974

Scheidringer, Saul

 「マザー・グループ」