takashi さんのブログで黒ひげ危機一発ゲームの黒ひげをレイザーラモンHGに置き換えたゲームに対して、セクシュアルマイノリティ教職員ネットワークが抗議したという記事を見ました。ウェブサイトを見る限りは当事者中心に地道な活動をしている団体という印象で、takashi さんが比較している黒人差別をなくす会と同列に論じるのはちょっと乱暴じゃないかと思いました。当たり前の同性愛や精神障害者がドラマなどに登場するような社会は、僕の臨むところでもありますが、レーザーラモンとか、昔とんねるずの石橋貴明がやっていたキャラとか、ヒップホップのキングギドラの歌詞とか、同性愛の揶揄と排除が明確ですからね。
ゲイの方でもレーザーラモンのことは気にしないという人もいれば、不愉快な思いをしている人もいるでしょうね。かといって、レーザーラモンを排斥する気にもあんまりなれません。アメリカだったら多分年齢制限がついてゴールデンタイムには出られない芸人になるのでしょうが・・・
タカラの黒ひげ救出のためのゲームという弁明も苦しいものですね。それだったら黒ひげを飛び出させた人が勝ちということになって、飛び出さないように刺すスリルというゲームの意味がなくなってしまうと思います。
まあ想像力の問題だと思います。ゲイの人あるいは、カミングアウトしていないゲイかもしれない人と一緒にああいうゲームを楽しめるのかということ。僕はちょっとできないな。