心理学論の新しいかたち/下山晴彦 編著

 下山先生の序文、松見先生のアメリカの専門家養成過程の章、社会構成主義を扱った章だけ読みました。
 社会構成主義の対立概念は、論理実証主義。ブログだとか論文だとか表現に関わらない客観的な事実があるはずというのが論理実証主義。ブログでの主張は、ブログという表現形態によって分節されるローカルなものであり、表現形式抜きに考えられないというのが社会構成主義の考え方。
 アメリカの専門課程は研究重視のPh.D.が9割。実践重視のPsy. D.が1割。実際に臨床活動を行っているのは、Ph.D.とPsy. D.が半々くらいとのこと。

  • 科学者−実践家モデル(1949 ボールダー会議)

心理学論の新しいかたち
心理学論の新しいかたち下山 晴彦

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