蝶のゆくえ/橋本治

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 「桃尻娘」の印象が強すぎて、この著者の小説というものをろくに読んだことがなかったのですが、内田樹先生の書籍にとりあげられていたのをきっかけに読んでみました。
 児童虐待を題材にした「ふらんだーすの犬」など醒めた視点から、たんたんと事実を描き出すありように衝撃を覚えました。橋本治、おそろしい人です。

蝶のゆくえ
蝶のゆくえ橋本 治

集英社 2004-11
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