【購入数】★
クライン派は出版ラッシュですが、1970年出版でもう40年近く前の本まで出版されるとはびっくりです。クライン理論のケースワークへの適応を描いた小著です。売れ行きを考えると、「ケースワーク」はタイトルに入れられないんでしょうかね。邦訳はまだノーチェック、明学の図書館にあった原書をずいぶん前に読みました。
監訳者まえがき
謝 辞
序 文第一部 関係の諸相
第一章 心理援助者がクライエントとの関係に持ち込む感情
心理援助者の希望に満ちた期待
心理援助者の恐れ
第二章 クライエントが関係に持ち込む感情
希望に満ちた期待
クライエントが持ち込む恐れ
第三章 転移と逆転移
転移とその心理学的援助への影響
第四章 空 想
空想と心理援助者
体と心のつながり
第五章 愛、憎しみ、葛藤
生得的な欲動の二極性
第六章 相互作用
母親、赤ちゃん、父親
力動的な相互作用
家 族
相互作用の図示
第二部 葛藤、不安、防衛
第一章 大人、子ども、乳児にみられる迫害不安とそれに対する防衛
第二章 大人、子ども、乳児における抑うつ不安とそれに対する防衛
第三章 喪失と喪の悲しみに関連する不安
第四章 賞賛と羨望
第三部 洞察を得ることとそれを心理学的援助関係の中で生かすこと
はじめに
第一章 洞察を得る
第二章 治療的相互作用
第三章 心理学的援助にともなう責任と負担についてのいくつかの見解
訳者あとがき
読書案内
参考文献
臨床現場に生かすクライン派精神分析―精神分析における洞察と関係性 | |
I.ザルツバーガー・ウィッテンバーグ 武藤 誠 岩崎学術出版社 2007-05 売り上げランキング : 148189 Amazonで詳しく見るby G-Tools |