なぜなら・・・フロイトの「精神分析入門」を読んだのが中3の時。それよりまえにKing Crimson の"21st Century Schizoid Man" を聴いたことがあったから。昔は邦題は「21世紀の精神異常者」だったけど、今は自主規制で「21世紀のスキッツォイド・マン」になってます。「精神異常者」という訳語は Schizoid という語の訳としてはかなりずれがあって、今の邦題の方がニュアンス的にはよろしいんだけど、精神分析を知らないとスキゾイドって何?ということになる。
久しぶりに元歌の歌詞をチェックしてみたので、ついでに訳を付けてみた。なるべく歌えそうな歌詞を。
ふりかえってみると、結構メラニー・クライン的な恐ろしい内的対象関係の世界。greedy っていうのもクラインっぽい?
Cat's foot iron claw / Neuro-surgeons scream for more
At paranoia's poison door / Twenty first century schizoid manBlood rack barbed wire / Polititians' funeral pyre
Innocents raped with napalm fire / Twenty first century schizoid manDeath seed blind man's greed / Poets' starving children bleed
Nothing he's got he really needs / Twenty first century schizoid man
彼奴(きゃつ)らの鉄の爪、手術求め叫ぶ脳医者
パラノイアの毒扉。新世紀のスキゾイド・マン鮮血鉄線拷問台、策士どもを火あぶり
犯された無垢ナパーム業火 新世紀のスキゾイド・マン死を蒔く 盲目の強欲 飢えた詩人の子ら血まみれ
永劫の無、満たされず 新世紀のスキゾイド・マン
歌い出しは猫とキャツをかけてるわけ。なかなかのもの?っていうか、自画自賛?
神経外科医っていうのは多分精神外科のロボトミーのことをいってると思うので、上記の訳どおり。
三番の seed と greed の韻が難しいけど、とりあえず「まク」「もうもク」「ごうよク」でそろえました。
そういえばカラオケで歌ったことがありました。同席した人になんともいえない衝撃を与えたことはいうまでもありません。よろしければ皆様、口ずさんでみてください。
from コーヒーに砂糖をいれるかどうか聞かれた時に"Sugarless and Coffee Black"とついいってしまう男
今回の記事を書くのに上記の作詞を行ったピート・シンフィールドのことを検索してみました。ソロアルバムの”Still”は昔は持ってましたし、ELPやPFMに関わったくらいまでは知っていました。しかし・・・その後はセリーヌ・ディオン(!)の作詞などを行っているとのこと・・・人間変わるものですね・・・
聞いたことない方は下記のリンクから試聴できます。
In the Court of the Crimson King | |
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