ロック・クロニクル1952-2002―現代史のなかのロックンロール/広田寛治

 50年史とはいえ詳述されているのは1952年からビートルズ解散の70年までの18年間。それ以降はロック帝国衰亡史とも言えようか。掲載されている年表で振り替えれば、自分の生まれた月にはローリング・ストーンズが『サティスファクション』をヒットさせ、キン・ケージーLSDの普及のためにイベント「アシッド・テスト」を行っている。勝手な思いこみだけれど、自分が生まれたあたりから、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソン、ジャニス・ジョプリンが亡くなる70年頃がロックのマジック・イヤーズで、彼らの音楽を直接聞けなかったのはとっても残念だけれど、少なくとも同じ時期に生きていられれたというのは非常にしあわせ。

ロック・クロニクル1952~2002―現代史のなかのロックンロール
ロック・クロニクル1952~2002―現代史のなかのロックンロール広田 寛治

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