家族療法―システムズアプローチの「ものの見方」／吉川悟

今、もっとも注目されている家族療法の理論、考え方、アプローチの方法、実践例を示す。
長年にわたる治療経験からみちびき出された具体的でわかりやすい叙述によってシステムズアプローチの全体があざやかに浮かび上がる。

目次
第１章　システムズアプローチの概略
第２章　システムズアプローチの実際
第３章　治療者の呟きとともに
第４章　治療システムと〈ものの見方〉
第５章　ある仮面舞踏会

　もちろんモーリス・ルブランはイギリスじゃなくてフランスの作家なんだけど、そういってつっこめばもちろんそう思ってつっこみどころ提供したんですよと平気な顔をして切り返す、そいうシステムズアプローチのしたたかさを提供してくれる本。

家族療法―システムズアプローチの「ものの見方」