家族療法の理論と実際/大原健士郎 石川元 編著
浜松では浜松医大に大原健士郎先生がいらしたので、家族療法はかつては盛んだったみたいですね。現状はどうなのかはよく知りません。これはかつて浜名湖で行われたシンポジウムをまとめたもの。家族療法からは高石昇、東豊、宮田敬一、亀口憲治、平木典子、遊佐安一郎の諸先生方、他領域からは精神分析の乾吉佑先生、行動療法の山上敏子先生が参加されています。
面白かったのは浜田晋先生の回想による「小坂理論と私 小坂流家族療法の再検討」でした。独自の理論とカリスマで信者を獲得し消えていった「日本のレイン」小坂英世に興味が湧きました。
家族療法の理論と実際〈1〉 | |
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