浜松市立図書館の個人情報保護

 今日図書館に行ったら、投書コーナーに貸出票に書名をいれてほしいという要望が載っていた。やっぱり同じように感じている人がいるのだと思って心強く思った。
 図書館の回答は「個人情報保護の点から」できないとのこと。
 静岡市立図書館の貸出票には署名が記載されている。ちゃんとやろうと思えばやれるのだ。
 普通、個人情報保護というのは個人情報を本人の許諾しない他者に通知しないことをいうのだと思ったが、浜松市立図書館の考え方は違うらしい。本人に借りている本の情報を配布することが個人情報保護に抵触すると考えているのだ。以前も同様の理由で予約書籍の通知メールから書名を削除していた。
 そういうものにナーバスな人がいるのは理解するが、利便性がこれほど犠牲にされても守らなければいけないものなのだろうか。

 また改めて図書館に個人情報保護の考え方を聞いてみたいと思う。
 予約図書お知らせのウィンドウが出る際に画面がホワイトアウトするバグは依然フィクスされていない。


<追記>レシートに書かれたIDは個人情報にはいるということが判明したので、タイトルから「異常な」は削除しました。ただ、利用者に不便なシステムであるという考えについては変わっていませんので、引き続き改善を求めていきたいと思っています。(4.16)


また不便になった浜松市立図書館オンライン検索予約システム - 裕’s Object Relational World