システム論からみた思春期・青年期の困難事例/吉川悟・村上雅彦 編著

 休職中の浪費癖のあるクライアントがデート商法(?)みたいなものに引っかかってローンを組まされたと面接で話して、セラピストはそれに異議を唱えるのはこれまでの方針に反するからと肯定的に話を聞いた。次回にはクライアントは数百万の商品を契約したと面接で報告。
 システム論的な立場に立つスーパーヴァイザーはどうコメントするんだろう。そんな難しい事例にどうして肯定的に話を聞けたのですか、とかコンプリメントするのかな。それとも現実検討すべきだったと批判するのかな。ちょっと興味を引かれる。

システム論からみた思春期・青年期の困難事例
システム論からみた思春期・青年期の困難事例吉川 悟 村上 雅彦

金剛出版 2001-09
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