ウィニコットの「対象の使用」の皮肉

 1960年代後半、ウィニコットはニューヨークで「対象の使用について」と題する講演を行う。講演のメインテーマは被分析者の怒り、攻撃性を分析者が生き延びるということであったが、この講演に対して酷評を受けたウィニコットは心臓発作を起こし入院、莫大な治療費を要した。 via The False Self