アドラー自身は結構愛すべき人だと思います。お金のことばっかり考えている精神分析家よりずっと親しみが持てます。アドラーはスコットランドを娘と共同の講演旅行中に亡くなったのですが、娘さんは一人で講演を続けました。これはきっとアドラーだったらそうすることを望んだだろうと思ったからでしょう。
この本はいろんな人がアドラーの思い出を書いています。名前を知っている人はルドルフ・ドライカースとエイブラハム・マズローくらいでした。勇気づけなので基本的に褒め殺しみたいな感じなのはちょっと苦手ですが。
アドラーの思い出 | |
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