「臨床家のための精神分析入門―今日の理論と実践/A・ベイトマン J・ホームズ」

 フロイトから対象関係論、自己心理学、ナラティブ系までそつなくまとまった精神分析入門。

  • p.23 イーグル Eagle(1984) は、精神分析が変化し、進化しうると言うのは、「いわば、フィールディング以来小説が発展したといった意味である」と、解釈学的立場では示唆するのであろうという。 → イーグルは、解釈学的立場にたてば、精神分析が変化や進化したといえるのは、「フィールディング(例えば)以降の小説は進化した」というような意味においてであると示唆した。
  • p.46 厳格な(dour)スコットランド人であるフェアバーン → 気むずかしい

臨床家のための精神分析入門―今日の理論と実践
臨床家のための精神分析入門―今日の理論と実践アンソニーイトマン ジェレミー ホームズ Anthony Bateman

岩崎学術出版社 2010-10
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