「僕とツンデレとハイデガー/堀田純司」

 会社に入ってもさえない主人公の青年が交通事故に間にあった間に見た夢、それは幼なじみの少女=妹に導かれながら8人の少女に顕現した哲学者から彼らの思想についての話を聞くというものだった・・・。という設定だけでなんか切なくなってきますが、もうちょっと小説か哲学史解説かどちらかに構成をはっきりさせたらよかったんじゃないかなと思いました。
 ちなみにカントの顕現少女は神渡えまる、さすがにカントとは読みません。

僕とツンデレとハイデガー
僕とツンデレとハイデガー堀田 純司

講談社 2011-09-15
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