「エイズを弄ぶ人々」で知ったポリメラーゼ連鎖反応によってノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリス博士の自伝。DNA解読等に革命的な進展をもたらしたマリス博士は、一方でLSD 、笑気ガス等の常用者であり、しゃべるアライグマの宇宙人と遭遇体験を持ち、占星術を信じ、エイズがHIV感染によって引き起こされることを否認する。エイズ否認主義が与えた深刻な影響を考えれば訳者の福岡伸一氏のようにマリス博士を「愛すべきチャーミングな人物」と言えるかは微妙だが、人間の才能という者の持つ奇妙な側面を見せつけてくれる一冊。
マリス博士の奇想天外な人生 (ハヤカワ文庫 NF) | |
キャリー・マリス 福岡 伸一 早川書房 2004-04-09 売り上げランキング : 9767 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論 ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫) 積みすぎた箱舟 (福音館文庫 ノンフィクション) コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった 大人げない大人になれ! |