民話とありますが現代を舞台にしたものも結構あります。「かげおんな」「影女」は表記違いの別の話ですが、「かげおんな」の方はずいぶん変な話ですね。
最後の「群衆の中に」、あきらかに水木しげるがモデルのマンガ家があやしい妖怪？の一族の奥さんのためにマンガに生気がなくなってしまい、その秘密を友人マンガ家（長井って姓で美男子なので長井勝一？）にばらしたため、生きながら喰らわれてしまい、奥さんは長井と結婚する・・・。
常人ならなかなか描きにくい話でしょうが、それを描いてしまうのが水木先生。奥様はどう思われたことか・・・
水木しげる―珠玉民話集 (日本漫画家大全)
水木 しげる 
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