自称カウンセラー問題

 Couta さんご指摘の問題ですが、精神障害者の移送問題とも似た論点を含んでいますね。家族のニードを取るか、本人のニードを取るか。
 もちろん倫理的な問題を考えれば、本人のニードを優先させるべきですが、スポンサーである家族の意向も無視することはできません。
 当然、ガイドラインが必要になってくるのですが、民間団体が倫理規定を整備しても、そもそもその団体に所属していない(自称)カウンセラーには、無意味です。
 やはり名称独占の国家資格化が必要になってくると思うのですが、国家資格化の一番障害になっている臨床心理士会が「自称カウンセラーが乱立」というのはどうにも無責任に感じます。