暴れる系の女たち/衿野未矢
フェミニズム系の学習本などの最初に、世間の人がよく思いこんでいる間違いをあげて、神話「レイプは見知らぬ人が加害者となる」→現実「レイプのと加害者はほとんどが知人」というようなのを並べることがある。これでいくと神話「暴力事件の加害者は男性」→現実「女性による暴力も一定数あり、増加しつつある」ということになるか。
「バイオレンス」の湯川先生も攻撃性の解説者として登場。筑波大学って東京にもキャンパスがあるんだね。取材にいった榎本クリニックのワーカーの方は「膨大なカルテから15件のケースを ピックアップしてくれた」って、これ守秘義務違反では。
アマゾンのコメント欄でも、被害あってる男性はどうしたらいいのかみたいな書き込みがありました。そういう方へのフォローも必要になってきますかね。
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