顔のない裸体たち/平野啓一郎

 図書館で皆川博子を探していたときに近くの書棚に並んでいたので読んでみました。この作者のものは初めて読みます。文体は端正でよいかなと思いましたが、インターネットのヴァーチャルな性の世界という題材が、何だか犯罪実録を読んでるみたいでいまひとつという感じでした。

顔のない裸体たち
顔のない裸体たち平野 啓一郎

新潮社 2006-03-29
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