静岡県立中央図書館に問い合わせて、おうだん検索のシステムトラブルの状況がわかってきました。外注しているのはNEC。ぐぐってみた感じではこちらのシステムのような気がします。図書館ソリューション : ソリューション一覧 | NEC。
これまではデフォルトの検索対象図書館は県立図書館+県内市立図書館28館で、対象図書館をいちいち指定する必要はなくストレスなく検索することができていました。ところが7月28日に検索対象の図書館が一つ増えて29館になったところ、メモリ不足で検索速度が大幅低下したためデフォルトの検索対象図書館を県立中央図書館に変更されかつ図書館の上限が28館に設定されました。県立図書館の蔵書検索は別に専用のものがあるので、デフォルトのまま使う人はいないと思われます。図書館は地域別に県立、東部、中部、西部とエリアごとに一括指定できるのですが、なにせ全館を指定対象にすることができません。いったんどこかのエリアを選択してひとつの図書館を検索対象からはずさないといけません。しかも検索のたびに設定はクリアされる仕様なので、複数の書籍を検索しようとすると毎回この図書館設定を行わないといけません。クッキーつかうと情報漏洩の危険性があるからだそうです。そんな個人情報でもないのに?
復旧にはシステムの全体的な見直しが必要で半年かかるとのことでした。
ウェブサービス関連の人、業界基準ってこんなものですか?
とりあえず今いただいている情報からだと欠陥ソフトを売りつけられたというふうに思えてしまいますが、図書館の認識はどうなのか、それからNECがいくらでおうだん検索を受注しているかと、下請けに回しているかどうかを確認してみます。