思春期少女のヒステリー(New York Times 記事)

　今朝のとくダネ！でやっていたアメリカ、ニューヨーク州の高校生(14人の女子、1人の男子)に集団発生した、不随意運動を含む謎の奇妙な身体症状。エリン・ブロコビッチら環境活動家はこの現象を40年以上前の化学物質による汚染事故の影響を指摘した。一方、ニューヨークタイムズで評論家のカイトリン・フラナガンはこれをチックの一種であるトゥレット症候群を発症した女子高生がいて、それが心理的な要因によって集団ヒステリーがおこり伝播したものとしている。記事に寄れば2002年にもノースカロライナ州で同様の事件が起きているとのこと。この事件に関しては論文が公表されている。　Episodic Neurological Dysfunction Due to Mass Hysteria(集団ヒステリーにおけるエピソード的神経不全)