精神

思春期少女のヒステリー(New York Times 記事)

今朝のとくダネ!でやっていたアメリカ、ニューヨーク州の高校生(14人の女子、1人の男子)に集団発生した、不随意運動を含む謎の奇妙な身体症状。エリン・ブロコビッチら環境活動家はこの現象を40年以上前の化学物質による汚染事故の影響を指摘した。一方、ニ…

「しつこさの精神病理 江戸の仇をアラスカで討つ人/春日武彦」

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精神科医は腹の底で何を考えているか/春日武彦

マンガ家吉野朔実のブレーンとしても有名な精神科医の春日先生のぶっちゃけトークです。「所詮はひとごと」だから患者さんの話がきける・・・なんてきくと精神科医に対する幻想なんかがいっぺんに吹き飛んじゃいそうですが、そういう時に露悪的な辛辣さがそ…

精神医学百年史―人文史への寄与/エミール・クレペリン

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日時計の影/中井久夫

目次患者に告げること患者に聞くこと―統合失調症を中心に 老年期認知症への対応と生活支援 トラウマについての断想 生活空間と精神健康 河合隼雄先生の対談集に寄せて 神田橋先生のいる風景 村瀬嘉代子さんの統合的アプローチに思う 東大分院神経科がある風…

心病んだ息子が遺していったもの 改訂版/伊藤恵子

35歳で突然死した精神科ユーザーの息子さんを持った女性の手記。書籍『精神科セカンドオピニオン』の著者、精神科医笠陽一郎氏のセカンドオピニオンを受け、別病院に転院し、減薬後の突然死だった。 前半は著者の半生。全共闘世代で、活動中に樺美智子さんを…

精神科セカンドオピニオン―正しい診断と処方を求めて/誤診・誤処方を受けた患者とその家族たち 笠陽一郎

浦河べてるの家が当事者活動で一気にメジャーに躍り出る前、精神科のユーザー活動は、例えば精神医療系の学会で抗議活動を行うなど、もっと反権力で政治的な運動という印象がありました。著者の名前を知ったのは、その中で最も活動的だったグループのひとつ…

戦後最悪の首相 小泉純一郎を断罪する!

ちょっと古い記事だけど、この間ブッシュ元大統領に対する精神科医の診断本を取り上げたので、精神科医野田正彰氏による小泉純一郎の性格分析。 このブログの記事今さらですが…小泉純一郎 精神分析結果-東京サバイバル情報 ☆一時避難せよ☆で知りました。 し…

アメリカの精神科医は90日分の処方が可能

Shrink Rap: When Will I See You Again?

ジル・ド・ラ・トゥーレット患者に撃たれる

トゥーレット症候群で有名なフランスの精神科医、ジル・ド・ラ・トゥーレットは、これも有名な精神科医のジャン・マルタン・シャルコーの弟子に当たり、サルペトリエール病院でヒステリーの患者に催眠療法を行っていました。1983年の12月6日、この催眠療法に…

ヒトラー梅毒説

ヒトラーの梅毒説と、その身体因による精神症状がホロコーストに与えたかもしれない影響について。 Psychoanalysis of Holocaust spirits « Leabright’s Blog

マスターベーションと癌、精神疾患

マスターベーションの頻度と前立腺癌の相関関係を主張する記事への批判。 昔からマスターベーションと精神疾患は関連づけられてきた。初期のフロイトもその影響を大きく受けている。 グラハム・クラッカーやケロッグのコーンフレークは青少年のマスターベー…

現代のロボトミー

「治療的柔構造」に下記のような記述があったので調べてみた。 もちろん現在ではロボトミーは全く行われていません。 (p.206) というのも、以前重度の強迫性障害にロボトミーが行われているというニュースを見た記憶があるからだ。 BrainPhysics: Brain Surg…

精神療法の工夫と楽しみ/原田誠一

ヴァーチャル幻聴とか認知行動療法とか心理教育など面白い試みを色々されている精神科医の原田先生の論文集。うーん。これで精神療法アマチュアだったら、ぼくら立場ないなー。 序文を神田橋先生が書かれてます。精神療法の工夫と楽しみ原田 誠一金剛出版 20…

シャルコー/江口重幸

フロイトにも大きな影響を与えたサルペトリエール学派のフランス人精神科医シャルコーについての総説。 この本を読んで始めて知ったけど、シャルコーの講義の翻訳が、明治時代の1906年〜1911年にかけて「沙禄可博士神経病臨床講義」として出版されている。呉…

臨床瑣談/中井久夫

臨床瑣談中井 久夫みすず書房 2008-08-23売り上げランキング : 184Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 治療文化論―精神医学的再構築の試み (岩波現代文庫) DSM-V研究行動計画 うつ病の心理―失われた悲しみの場に こんなとき私はどうしてきたか (シリーズ…

精神科のくすりを語ろう 患者からみた官能的評価ハンドブック/熊木徹夫

デパス(エチゾラム:チエノジアゼピン系抗不安薬)、リーゼ(クロチアゼパム:チエノジアゼピン系抗不安薬)、セルシン(ジアゼパム:ベンゾジアゼピン系抗不安薬)、メイラックス(ロフラゼプ酸エチル:ベンゾジアゼピン系抗不安薬)、ソラナックス(アル…

精神疾患は脳の病気か?―向精神薬の科学と虚構/エリオット S.ヴァレンスタイン

統合失調症のドーパミン仮説、うつ病のノルアドレナリン・セロトニン仮説と製薬会社のパンフレットみたらなるほど、そうなのかと頷いてしまいますが、実はこういう薬はそういう仮説に基づいて生成される訳では全然なく、ただいろいろ作って試しで効いたもの…

精神科医はなぜ心を病むのか/西城有朋

精神科医のメンタルヘルスは最初の二章くらいであとは、日本の精神医療が抱える構造的問題が指摘されてます。有効な精神科医教育のシステムが存在しないこと、カウンセラーの国家資格化がされていないことにも言及があります。 有名精神科医の匿名裏情報もあ…