「マンガでわかる材料力学」

マンガでわかる材料力学/末益 博志 長島 利夫 オフィスsawa

 「マイナ」とか外来語の長音省略は森博嗣によってメジャになりましたが、言葉の使い方も工学の世界は部外者からみると微妙なニュアンスがあるね。
 「材料」っていうと非工学部的には紙だの布だの簡単に加工できるものをイメージしちゃうけど、工学部的には鉄骨だとかもっと固いもののことが多くて、「材料力学」っていうのはその材料によってできた完成品がどうやったら壊れるかということなんだよね。
 「物質」っていうと非工学部的には「物」をちょっと科学っぽく言い換えた言葉にすぎないけど、工学部的には化学的組成が強調された物質のことなんだね。だから物質工学っていうのは化学的組成を扱う工学なんだ。精神医学の領域でも「物質依存」っていう言葉を使うけれど、これも科学的合成物への依存ということですね。

マンガでわかる材料力学
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2013年02月11日のつぶやき