大正・昭和の乙女デザイン―ロマンチック絵はがき/山田 俊幸 永山 多貴子 竹内 貴久雄
特筆すべきはやはり加藤まさをの描く妖精の素晴らしさ。どうして今までこんなに知られてなかったんだろう。夢二クラスの注目を浴びていい作家でしょうに。
大正・昭和の乙女デザイン―ロマンチック絵はがき | |
山田 俊幸 永山 多貴子 竹内 貴久雄 ピエ・ブックス 2009-05-08 売り上げランキング : 404402 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 大正イマジュリィの世界―デザインとイラストレーションのモダーンズ 浪漫図案 明治・大正・昭和の商業デザイン 小林かいちの魅力―京都アール・デコの発見 夢二グラフィック―抒情カット・図案集 竹久夢二《デザイン》 モダンガールの宝箱 |
夢想 (アートルピナス)/アルフォンス・ミュシャ 与謝野 晶子
与謝野鉄幹が主幹だった雑誌「明星」にはミュシャの絵が載っていたんだね。与謝野馨の祖母ということもあり、平塚らいてうとの母性保護論争とかを思い浮かべるとどうも片山さつきとかと重なっていいふうにとらえられないな。
夢想 (アートルピナス) | |
アルフォンス・ミュシャ 与謝野 晶子 講談社 1997-01-06 売り上げランキング : 404401 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 MUCHA アール・ヌーヴォーの奇才「アルフォンス・ミュシャ」のひみつ (e-MOOK 宝島社ブランドムック) アルフォンス・ミュシャ アルフォンス・ミュシャ作品集 クレーの絵本 アルフォンス・ミュシャ―アール・ヌーヴォー・スタイルを確立した華麗なる装飾 (六耀社アートビュウシリーズ) |
大正ロマン手帖---ノスタルジック&モダンの世界/石川 桂子
亡くなった祖母は洋装に憧れて東京で洋裁を学び、郷里に帰ってお店を持ち、早世した祖父に代わって家計を支えた人でした。ずっとベッドを使って、今で言ったら「カワイイ」洋装に憧れ、それを職業にしたのですよね。
自分の「カワイイ」ものを愛でる気持ちのルーツは遡るとそんなところにたどり着くのかもしれません。
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石川 桂子 河出書房新社 2009-12-18 売り上げランキング : 249159 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
アール・ヌーヴォーのグラフィック―世紀末芸術の世界/石丸昭二
中にこんな素敵な絵があるのに装丁がちょっと残念。せっかくの大型本なのに活字が多いのも。
オスカー・ココシュカ、絵よりもリトグラフの方が好きだな。ココシュカはグスタフ・マーラーが亡くなった後、奥さんのアルマ・マーラーと付き合ってそのヌードを描いていて、マーラーは生前、妻とのよりを戻したくてフロイトの診察を受けている。またアルマは結婚以前にクリムトとも親密(になりかけた?)らしい。ウィーンの狭い世界。
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岡本太郎 神秘/岡本 太郎 内藤 正敏
岡本太郎の撮った写真集。彼の写真は初めて見たけれど、絵よりも写真の方がいいんじゃないかな。寺山修司やつげ義春の作品の舞台になりそうな神秘の国日本。
岡本太郎 神秘 (Art & Wordsシリーズ) | |
岡本 太郎 内藤 正敏 二玄社 2004-01 売り上げランキング : 309009 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 岡本太郎の東北 岡本太郎が撮った「日本」 歓喜 (Art & words) 美の呪力 (新潮文庫) 日本人は爆発しなければならない―日本列島文化論 |
カエル 嫌われ者たちのララバイ/松橋利光
そんなに嫌われ者かな?結構可愛いんじゃないか。
ツノガエルのえさはピンクマウスなんだね。パソコンのマウスかと思って間違って注文しちゃったら大変なことになるね。
楽天とかで検索すると絶対カエルよりこっちの方が怖いです。
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