本当はこんな歌
本当はこんな歌/町山智浩
ロックの歌詞の本当の意味をさぐるエッセイ。ちょっとテーマがばらばらすぎて散漫な感じかな。自分の知っている曲が少なかったこともあるけど。
最初のスクールシュートの16歳の殺人犯を歌ったブームタウン・ラッツの"哀愁のマンディ"、いじめられっ子がみんなの前で自殺したことを歌ったパール・ジャムの"ジェレミー"。ここらへんにテーマを絞って犯罪系の歌でも集めると面白かったかも。
しかし、フリート・ウッドマックのふたつのカップルを含むメンバー5人がアルバム製作直後に全員離婚、その時に作った歌がそれぞれ別れた相手のことを歌った歌で、その歌がヒットしたから30年間歌い続けるってまるで悪夢。
本当はこんな歌 | |
町山 智浩 アスキー・メディアワークス 2013-05-21 売り上げランキング : 5845 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 トラウマ恋愛映画入門 教科書に載ってないUSA語録 雑食映画ガイド オタク・イン・USA:愛と誤解のAnime輸入史 (ちくま文庫) 99%対1% アメリカ格差ウォーズ |