機巧館のかぞえ唄/はやみねかおる

 ちょっとみると竹本健治の「匣の中の失楽」のパロディなんだけど、読んでいくと、うん?「XX・XX殺人事件」へのオマージュなのかな・・・と思ったら解説が辻真先。どんぴしゃかな。辻真先はてなキーワードリンクをたどったらもう80過ぎなの!と思っけど、キーワードの記載が間違っていました。それでも70代だね。さっそく訂正。昔、中学生の時に辻真先論を探偵小説専門誌「幻影城」の評論部門新人賞に投稿したのを思い出しました。予備知識なしでぶつかった朝日ソノラマのメタミステリ3部作には痺れきっていたのでした。

機巧館(からくりやかた)のかぞえ唄―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)
機巧館(からくりやかた)のかぞえ唄―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)はやみね かおる

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