語り・物語・精神療法/北山修 黒木俊秀 編著

【購入数】★★★★★★

  • 治療としての語り
  • 語りのさまざま
    • 二者物語と三者物語―臨床家の表現論 北山修
    • 心理面接における「語り」について―自己への語りと他者への語り 藤城由美子
    • ことばによる暴力からのことばによる回復―物語をつくりだすこと 重宗祥子
    • なぜ、今、再び「語り」なのか? 精神史的展望 熊倉伸宏
    • 詩の語りと心理劇 富永竹盛
    • 病者への語り 統合失調症者との会話を通じて 横尾博志
  • 語りの紡ぎ方
    • ナラティヴとは何か―語りは型どりを生む 森岡正芳
    • 語りの臨床―病いの語りとエスノグラフィックな視点 江口重幸
    • 「トラウマ」と語り―多重人格を呈する中年女性の治療経験から 梅末正裕・梶谷康介・黒木俊秀
    • 本物の物語が生まれる場所 藤山直樹
    • 物語のかたり方 妙木浩之
  • これでおしまい
    • 物語の紡ぎ方を語る 北山修・黒木俊秀・樽味伸

 そういえば昨日、この本の神田橋先生のケーススーパービジョンと講演の部分だけを読みました。何といっても神田橋先生の神髄はスーパーヴィジョンのライブなんだけど、逐語がそのまま書籍として残っているのは多分これだけなので貴重です。

  • 梅末論文 インターネット検索では「トラウマ」は「統合失調症」「うつ病」をしのぐとありましたが、google で検索してみると「うつ病」(795000) > 「トラウマ」(718000) > 「統合失調症」(94300)でした。

語り・物語・精神療法
4535561958北山 修 黒木 俊秀

日本評論社 2004-08
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