人間の暗闇/ギッタ・セレニー

 新聞広告で見ました。子どもによる子どもの殺人のノンフィクション「マリー・ベル事件」「魂の叫び」の著者ですね。以前はジッタ・セレニー Gitta Sereny と表記されていましたが、ハンガリー系でウィーンで育った方らしいので「ギッタ」のほうが良いでしょう。しかしそうすると「ゼレニー」の方が良いのかな。なかなか外国語の表記というのは難しいものです。
 著者は確かもう80を越えているのではなかったでしょうか。新刊だとしたら凄いことですね。本当に「人間の暗闇」を追い続けています。翻訳は「精神医学の歴史」の小俣和一郎先生です。

人間の暗闇―ナチ絶滅収容所長との対話
4000242393ギッタ・セレニー 小俣 和一郎

岩波書店 2005-12
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