言語と文学/モーリス・ブランショ ジャン・ポーラン 内田樹

 内田先生がすでに著書でふれていたヴィシー政権下で書かれた一見すると文芸評論だけれど、解読すれば政治批判の書。ジャン・ポーランの元の文芸評論に、内田先生の解題を付してある。


 あらゆる夾雑物を廃した純粋性の追求は、その過度の観念性ゆえに現実の局面では全く無力になる可能性がある。 p.363 内田樹
言語と文学
言語と文学モーリス・ブランショ ジャン・ポーラン 内田 樹

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