治療関係と面接/成田善弘
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もっと早く読んでいたら 昨年度のbest 5 選定の時にまた悩んだことでしょう。
自分の年齢も重なることから「喪失と創造の間 中年期の課題と精神療法」を身をつまされて読みました。
序で日本精神分析学会で医師が少数派になりつつあるという事情を知りました。なんだかアメリカでWASPが少数派になりつつあるみたいですね。サイコロジストが中心となってきたときに精神分析学会もどんなふうに変わっていくのでしょうか。最近、あんまりでていないので様子はわからないのですが。医師に会員を限定した精神分析的精神医学会の設立はこうした流れを背景としているのでしょうね。
検索してみると日本精神分析学会も公式ウェブサイトを立ち上げたようですね。これも時代の流れでしょうか。
http://www.seishinbunseki.jp/greeting.html
治療関係と面接―他者と出会うということ | |
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