新催眠の誘導技法 心理臨床の幅を広げる/ジョージ・ガフナー、ソーニャ・ベンソン


内容(「BOOK」データベースより)
ミルトン・エリクソンの影響を強く受けた本書は、身体の健康と心の健康の問題を扱っている大学院修士レベル以上の心理臨床の実践家に対して、催眠療法のレパートリーが広がることを目指して書かれている。本書では、臨床催眠についての本質にも言及しながら、いくつかの典型的誘導法が非常に詳しく、催眠後のやりとり、実践上の注意までをも含めて、具体的に紹介されている。さらに、エリクソン以降の新しい催眠誘導技法を学ぶだけではなく、催眠臨床の本質を理解するうえでも役立つであろう。また、心理臨床全般におけるノンバーバル・コミュニケーション、言葉、イメージ、メタファ、およびセラピー物語の用い方などについても、非常に具体的に参考にすることができるので、イメージ療法や催眠療法の枠にとらわれず、それぞれのセラピストに合った心理臨床のやり方をつくり出すことが可能であろう。

内容(「MARC」データベースより)
臨床催眠についての本質にも言及しながら、いくつかの典型的誘導法を、催眠後のやりとり、実践上の注意までをも含めて、具体的に紹介。心理臨床の実践家に対して、催眠療法のレパートリーを広げることを目指す。


第1章 催眠療法における中心的要素について
第2章 一般的な会話誘導法
第3章 埋め込まれた意味の誘導法
第4章 混乱誘導法
第5章 直接誘導法
第6章 子どもへの誘導法

 ミルトン・エリクソン派の催眠誘導技法の本。原題には「新」はありません。
 オルダス・ハックスレーが「知覚の扉」を書く前にミルトン・エリクソンに催眠をかけてもらってるみたいなんだけど、そのエピソード自体を催眠誘導に使ったりするようだ。二重否定、三重否定、しゃれ、エピソードなどを使って相手を混乱させる技法は、セラピーにおけるコミュニケーションを考える際に役立つかもしれない。ちょうど心理臨床学研究に書評が出ていました。
新催眠の誘導技法―心理臨床の幅を広げる
新催眠の誘導技法―心理臨床の幅を広げるジョージ ガフナー ソーニャ ベンソン George Gafner

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