ロング・ムーヴメンツ―ロバート・ワイアットの足跡／マイケル・キング

　ワイルド・フラワーズ(Wilde というスペリングなのは版権の問題かと思ったら、Oscar Wilde へのオマージュとのこと)、ソフト・マシーン、マッチング・モウルのヴォーカル兼ドラマー、窓から落ちて下半身不随になってからもパーカッショニスト兼ヴォーカルとして、ヘンリー・カウ、ハットフィールド＆ザ・ノース、レインコーツ、クリス＆コージー(元スロッビング・グリッスル、知りませんでした・・・)などなどに関わり、もうすぐ新作「コミック・オペラ」も発売予定の還暦を超えたロバート・ワイアットの人生を追った編年体。
　インタビュー、雑誌記事、手紙などが雑多に並べられていて読みにくいですが、ジミ・ヘンドリックスとのセッション、シド・バレットのセッションとかやっぱりつい探してしまいます。シドとのはセッションと言っても、すでに録音されたシドのギター＆ヴォーカルにドラム、ベースをオーバーダビングするものだったようです。
　ワイルド・フラワーズは結構、カヴァーもやっていたようで、レパートリーも表になってました。ワイアットの歌うJB、ウィルソン・ピケット、The Who、キンクス、ストーンズ、バーズなども聴いてみたかったです。

ロング・ムーヴメンツ―ロバート・ワイアットの足跡
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