ロリータ、ロリータ、ロリータ/若島正

 北村薫とか著者の若島正とかの評論を読んでいると、ほんと自分の小説に対する盲目さ加減が嫌になる。物語の解釈にあたって、よく筆者はそこまで考えているの?と問われることがあるけれど、ナボコフはまさにそこまでどころかその先の先までチェスみたいに詰めて書く希有な作家の一人。ウラジミル・ナボコフの『ロリータ』から広げる想像力の飛翔。
 ちょうど今日の読売新聞に書評が出ていた。

ロリータ、ロリータ、ロリータ
ロリータ、ロリータ、ロリータ若島 正

作品社 2007-10-23
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