訃報・木田恵子

 2007年12月8日に精神分析家の木田恵子氏が亡くなっていたとのこと。精神分析のメインストリームとは一線を画して活動されていたけれど、自由連想とその内容の吟味の時間を分けるという独特のスタイルには、日本に最初に精神分析を導入した訓練分析家、古澤平作先生の影響も大きい。お会いしたことはないけれど、何となくシンパシーを感じるところもあり、何だか感慨深い。
http://www.cyber.gr.jp/doyou/hidamari/infor.html

 
 昔、木田恵子氏の著作を読んだときに事故で亡くなった芸能人であった息子の木田高介という名前が気になっていたのだが、先ほど検索して確認してみるとこれはやっぱり早川義夫が加入していたカルトGSバンド、ジャックスのメンバー!そしてなんと木田先生は「ジャックスの奇蹟」で木田がボーカルをとる曲「運命の囚人」の作曲もしていたとのこと!!!びっくり。


木田高介


 wiki でみたら、追悼コンサートでは北山修先生が泣きながら「帰ってきたヨッパライ」を歌ったとか。
 しかも、さらになーんと、日本サイケデリック史上に残る名盤「溶け出したガラス箱」に木田高介も参加してた!
 いや、びっくりしすぎ。


 これが「運命の囚人」のはいったジャックスのセカンドアルバム。ドラムはつのだ★ひろ。

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