贋作王ダリ―シュールでスキャンダラスな天才画家の真実/スタン・ラウリセンス
市場に出回る作品のうち、真作は25%、25%はダリがわずかでも手を入れたもの、そして半分は全くの偽物、しかもダリ自身が積極的に贋作作成に関与していたというスキャンダラスな内幕を描いたノンフィクション。著者は元サルバドール・ダリ専門の美術ディーラーで、贋作販売のために逮捕され服役、その後作家に転じた人。
ダリを初めて精神分析したのは、ジャック・ラカンだった。それもタクシーの中でだ。ラカンが死ぬと、ダリはパリのピエール・ルメゲール博士に診てもらうようになった。ダリは生涯、精神分析療法を離れられなかった。 (p.268)
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