日本文化論っていうのはさまざまな階層差を無視した過剰な一般化である、というもっともな主張です。
土居健郎の「甘え」、河合隼雄の「母性社会」「中空構造」などもやり玉にあがってます。土居先生の甘えはいったん養子に出されて出戻りになった漱石には当てはまるけれど、日本人に拡張すると過剰な一般化だというのは面白かったです。あとの心理学関係は岸田秀批判と、ユング=オカルト=非学問、ユング的神話解釈批判など。
猫猫先生、なんだかチョムスキーの生成文法を持ち上げているんですけど、一時台前の文法論という認識しかなかったですね。参考文献をちょっと読んでみようと思います。
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