タイトルはもうちょっとひねってもよかったかも。地味すぎて少し損をしているのではないかと思います。
長年虐待に関わってこられている著者の児童虐待に対する最新の観点です。
単なる現状のまとめでなくて、心理的・実践的な視点からまとめられているのがよいですね。
プレイセラピーでも、反応性アタッチメント障害のような子どもに対する関わりとして、アタッチメントの形成対象の人をプレイルームに入れて、ポストトラウマティック・プレイセラピー(トラウマ場面をある程度セラピストが再現する方向にもっていく)を行うという退行促進的なアタッチメント形成・ポストトラウマティックプレイセラピーの試みなども記述されています。
ぜひ、今度は専門書で詳述していただければと思います。
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