著者は作家のポール・セローの息子でBBCで放送されていた "Paul Theroux's Weird Weekends" (YouTube で見られる)というちょっと変わった人々へを対象にしたドキュメンタリーを放送していたが、この本はドキュメンタリー終了後に番組で取り上げた(取り上げようとした)人々の元を廻ってインタビューを試みたもの。
対象となっているのは、一番有名な人でいえばアイク・ターナー。奥さんのティナへのドメスティック・バイオレンスが有名で、結局麻薬の過剰摂取でなくなった。あとは白人至上主義の歌を歌う美少女双子デュオ、アメリカで唯一売春が合法であるネバダ州の売春婦、集団自殺を行ったカルト宗教ヘブンズゲイトの生き残り(しかし後に自殺)などなど。
そういえば村上春樹がポール・セローを訳していたなと思っていたら、解説を書いていた。
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