「道化師の蝶/円城塔」

 芥川賞受賞作。短編は何か読んだことがあったと思いますが、単著は初めて読みました。中編二作、いずれも文字を巡るウロボロス的構造のメタフィクションですね。
 神林長平の存在はやっぱり大きく、時代がやっとそこに追いついたという感じでしょうか。

道化師の蝶
道化師の蝶円城 塔

講談社 2012-01-27
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