「学生相談と発達障害/高石恭子 岩田淳子」

 学苑社さまから献本頂きました! ありがとうございます。
 この秋の学生相談研修会ではちょうど発達障害関連の分科会の担当になりましたので、そちらでも是非紹介しようと思います。


●目次

はじめに
第1章 発達障害という視点が学生相談にもたらしたもの 高石 恭子
第2章 入学期―信頼できる人間関係ができるまで 大倉 得史
 事例1 「障害特性」では片付けられない
 事例2 信用してません
第3章 アルバイトと課外活動―大学の外の社会、大学の中の社会 佐々木玲仁
 事例1 アルバイトへの着地
 事例2 サークルのルールと自分のルール
第4章 自己理解・他者理解―中間期の課題 毛利 眞紀 
 事例1 僕は、友達はいらない
 事例2 納得できないのはだめですか?
第5章 専門課程に進んだとき
    ―「専門」という安全地帯、少数指導という親密関係の困難 渡部 未沙
 事例1 実験なら頑張れる
 事例2 語り尽くしたいのに
第6章 学外実習・留学・インターンシップ
    ―教育機関としての責任と個人の学ぶ権利 高橋 寛子
 事例1 つながりの実感
 事例2 夕暮れの空の色
第7章 就職活動―具体的な就労に向けて 岩田 淳子
 事例1 普通の就職活動
 事例2 老後の心配
第8章 卒業期―巣立ちのとき 中川 純子
 事例1 部・分・成・立
 事例2 水の面
第9章 大学院生として―研究者の卵としてぶつかる壁 石金 直美
 事例1 出会いから、自己表現の通路・ツールの模索
 事例2 そして事件は起こった
第10章 卒業後―社会で生きるということ 千田 若菜
 事例1 障害者雇用への転身
 事例2 努力の結果の混沌
終 章 事例にみる発達障害の学生相談 岩田 淳子・高石 恭子
あとがき
●帯
発達障害と向き合うすべての大学カウンセラーと教職員に向けて
今日の高等教育機関において、学生相談を行なうカウンセラーや教職員が「発達障害」をめぐって直面する、さまざまな疑問や困難を取り上げ、事例として提示し、そこからどのような対応や考え方があり得るかを解説します。

学生相談と発達障害
学生相談と発達障害高石恭子 岩田淳子

学苑社 2012-05-25
売り上げランキング : 47938

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
東大理学部発学生相談・学生支援の新しいかたち―大学コミュニティで支える学生生活 (臨床心理学実践コレクシヨン)
臨床心理学 Vol.11 No.6