「リー・ミラー写真集」／「眠そうな町」

リー・ミラー写真集 -いのちのポートレイト-／リー・ミラー

　リー・ミラーは写真家。マン・レイの愛人であり、マン・レイの作品によく使われているソラリゼーションという技法はリー・ミラーが発見したものとのこと。後に雑誌「ボーグ」に戦争のフォトルポルタージュや有名人の写真、文章を載せるようになる。ピカソ、マン・レイ、エルンスト、ブラック、エリュアール、ミロなどシュールレアリスム関係の写真が面白い。コクトーの映画「詩人の血」にも「生ける彫像」役で出演している。
　サブタイトルの「いのちのポートレイト」というのは、毒をあおいで自殺したナチスの女性やら自死の写真が載っていることの岩波的解釈かな。

リー・ミラー写真集 -いのちのポートレイト-
リー・ミラー写真集 -いのちのポートレイト-リチャード カルヴォコレッシ リー ミラー

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　これはミラーの最初の夫の前妻ニメット。さすがに写真が撮られたのはミラーとの結婚以前のことのよう。

眠そうな町―武田花写真集／武田花

　懐かしい昭和の残映。廃墟とまではいかないけれど、街の一角に残った全時代の繁栄の残骸。どうも懐かしい風景だなと思ったら、東武伊勢崎線・佐野線・桐生線沿線の町を地図を持たずに歩き回ってとった写真とのことでした。

眠そうな町―武田花写真集
眠そうな町―武田花写真集武田 花

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11月06日のつぶやき

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