「パーソンセンタード・カウンセリングの実際」（デイブ・メアーンズ／コスモス・ライブラリー） 「カール・ロジャーズ入門 自分が”自分”になるということ」（諸富祥彦／コスモス・ライブラリー）

「カウンセリングとサイコセラピー」(1942) 精神分析批判。診断的理解。治療者の権威に患者を従属させる。能動的指示的態度。 患者でなくお客様（クライアント）。 逐語録による事例記録の公開。「治療的パーソナリティ変化の必要にして十分な条件」(1957) 1…

アメリカの心理学者。1902年1月8日、イリノイ州オークパーク生まれ。6人同胞(男5、女1)の第4子。父親はエンジニアとして成功し、母親は主婦で、両親ともに敬虔なクリスチャン（ファンタメンタリスト）であった。12歳の時に両親がシカゴ近郊に農場を買い、そ…

精神分析理論が人間の本質を性欲と攻撃性とする性悪説であるなら、ロジャーズのクライアント中心療法は人間の本質を健康さにおく性善説です。 精神分析、意志療法のオットー・ランク、ゲシュタルト心理学の影響を受け、ロジャースは人間性学派の中心自分物と…