評論
ゼロ年代のどうでもよさげな批評論壇の流れをコンパクトにまとめてあります。やっぱ最後の佐々木中さんのデータベース批判に共感しちゃうあたり、自分も旧世代だなぁと思います。ゼロ年代の論点 ウェブ・郊外・カルチャー (ソフトバンク新書)円堂 都司昭 ソ…
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探偵小説評論。谷川流、矢野龍王、北山猛邦、道尾秀介など未読の作家の作家論も多かったのでぱらぱらと流し読む。面白かったのは前島賢の『ひぐらし』論と笠井潔の総括くらい。 渡邊大輔の米澤穂信論はラカンを持ち出して精神分析的批評を試みているけど、な…
人形と望遠鏡、双眼鏡というガラス越しに覗いた変形された世界という共通点でホフマンの「砂男」と乱歩の「押絵と旅する男」を比較。ホフマンと乱歩人形と光学器械のエロス (理想の教室)平野 嘉彦 みすず書房 2007-02売り上げランキング : 354114Amazonで詳…
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