【購入数】★
哲学青年としての自分は高校時代のサルトルあたりでとまっている。大学時代にかぶれたフランス現代思想なんかもわかった気になっただけで結局実になっていない。かろうじて講義に出ていた故・丸山圭三郎先生のソシュール論くらいが頭の中に残っているくらいだ。だから内田先生のわかりやすい言葉で語られた構造主義入門で20年ぶりくらいに、実存主義から構造主義へと変化できた感じ。あの、仏文系のもったいぶった高踏的な言い回し抜きにラカン、レヴィ・ストロース、バルト、フーコーにふれられる快楽。
お勧めです。
寝ながら学べる構造主義 | |
内田 樹 文藝春秋 2002-06 売り上げランキング : 4,647 Amazonで詳しく見るby G-Tools 関連商品 ためらいの倫理学―戦争・性・物語 現代思想のパフォーマンス 「おじさん」的思考 疲れすぎて眠れぬ夜のために 女は何を欲望するか? |