日本臨床心理学会第4回関東委員会

 宣伝を頼まれましたので、興味のある方はどうぞ。


第4回関東委員会のお知らせ

 2006年2月11日に行われた第3回関東委員会は、「ACT(Assertive Community treatment)」を巡る様々な課題について活発な意見が交わされ、大変有意義な会となりました。詳細は機関誌「臨床心理学研究」第44巻第1号をご覧下さい。
 第4回関東委員会を以下のとおり開催します。この会は学会員に限らずどなたでも参加できます。事前申込の必要はありません。皆様の参加を心よりお待ちしております。
【日時】2006年6月3日(土) 午後2:45受付 3:00開始 5:00終了予定
【場所】明治大学駿河台校舎研究棟4階第1会議室(地図参照)
【テーマ】「心神喪失者等医療観察法を考える」
【発題者】山岸竜治(日本大学大学院)
【指定討論者】山本眞理(全国「精神病」者集団)
【司会者】藤本豊(東京都立中部総合精神保健福祉センター
【内容】「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」通称「心神喪失者等医療観察法」が2005年7月施行されました。罪を犯した「精神障害者」の社会復帰を目的にする当該法の理念の裏には、「精神障害者」が刑事裁判で事実認定もされないまま再犯防止の掛け声のもと、強制医療の対象にする保安処分思想があります。「精神障害者」が裁判を受ける権利を奪う当該法は人権侵害、差別、弾圧を推進するものです。法律成立までの経緯を踏まえてこの問題を皆さんと共に考えたいと思います。
【会費】1000円